EV業界の第一人者として知られるテスラ。都市部を中心に街中で見かける機会も増えてきました。
テスラのリリースによると2021年の売上高および純利益は過去最高を記録。販売台数も93万6222台と2020年の49万9647台からほぼ倍増しています。
テスラにはどのような魅力があるのでしょうか。
テスラのコンセプト
テスラは2003年にカルフォルニア州のサン・カルロスで創業しました。現CEOのイーロン・マスクが有名ですが、彼は創業者ではありません。
イーロン・マスクは2004年に投資家としてテスラに出資し、会長に就任。2008年にはCEOを兼任することになりました。
テスラのコンセプトは「テクノロジー企業の側面を持つ自動車製造企業」で、最初からモーター、バッテリーで動く電気自動車の製造を目的からスタート。
最初のモデルであるテスラ・ロードスターのコンセプト発表時に「脱炭素、太陽電池経済への移行」のために存在すると発表しています。
テスラ・ロードスター以降、2020年までに4つのプロトタイプと4つの量産機を製造し、2020年3月で100万台の製造を達成しました。
テスラの魅力
テスラの魅力はデザインだと思います。EVのため、エンジンを冷やす必要がないのでフロントグリルがありません。
このため、他の車にはない新しいデザインを採用しています。どことなく未来的な印象を持つのではないでしょうか。
ドアノブも無く、キーを持って近づくと自動で運転席のドアが開き、シートに座ってブレーキを踏むと自動でドアが閉まるといった演出も未来感があります。
内装は特に顕著で、降りるときにドアを開けるスイッチと窓の開閉スイッチくらいしか物理的なスイッチがありません。
すべてインパネにあるタッチディディスプレイで操作できるようになっています。最初は戸惑うかもしれませんが、スマホと同じ感覚ですぐに慣れます。
テスラの人気モデル
人気のモデルは最新モデルであるモデル3です。東京都内だと白いモデル3をよく見かけます。
モデル3は2021年春に約80~150万円の値下げを行い、売り上げ好調な様子です。
二酸化炭素排出規制の厳しいヨーロッパでも販売台数をけん引しています。
1回の充電での走行距離が567kmと最高速度261km/h、発進時から100km/hまでの加速が3.4秒とスポーツカー並みのスペックです。
モデル3の購入時は補助金を受け取れます。クリーンエネルギー車導入にかかわる国からが60万円、東京都のEV補助金が40万円と最大100万円引きで購入可能です。
廉価な479万円のモデル3が379万円で購入できるとなると、選択肢に入ってくるのではないでしょうか。