日焼け止めは毎日塗ろう

日焼け止め

日焼け止め塗っていますか?まったく塗っていない、日差しの強い時だけという人も多いのではないでしょうか。
しかし、日焼けによる紫外線のダメージが、肌のシワやくすみ、たるみなど老化を加速させる原因となります。
お年寄りの顔にはシワやシミが多くみられますが、これは年齢を重ねることで起こったものではないのです。
お年寄りでも日光を浴びない部分は色が白く、柔らかで細かいシワはあっても深いシワはありません。
通常の老化は年齢とともに身体の生理的機能が損なわれていくのですが、お年寄りのシワやシミは長年、紫外線を浴びてきた結果です。
近年、紫外線による肌トラブルが知られるようになり、日焼け対策は当たり前となりました。
特にメイクをしない男性の肌は常に紫外線にさらされています。肌の状態を維持するために日焼け止めを使いましょう。

日焼け止めのSPFやPAの意味

日焼け止めのパッケージには必ず「SPF50+」や「PA+++++」といった表記がされています。
肌に炎症を起こし、しみやそばかすの原因となるUVB(紫外線B波)を防ぐのがSPFです。日焼け止めを塗っていない状態と比べて、UVBによる炎症をどのくらい長く防止できるかを1~50+の数字で表していて数が多くなるほど効果が高くなります。
紫外線の9割を占め、皮膚の黒化、シワ、タルミの原因になるのがUVA(紫外線A波)。それを防ぐのがPAです。4段階の「+」で表され数の多さが防止する高さとなります。

日焼け止めの選び方

SPFやPAの数値が高ければ紫外線に対する防止効果は高くなりますが、紫外線防御剤の配合量を増やすと使用感が悪くなります。
最高レベルのSPF50~50+、PA++++は、海やプールでのレジャー、炎天下のスポーツ向きです。
SPF25~30・PA+++前後は、日常的な通勤・通学など、それ以下は短時間の外出が目安とされています。

日焼け止めの塗り方

ベタつきや白残りを気にして使用量が少ないと十分な効果を発揮できません。塗りムラにも注意。
日焼け止めの塗り方は使用料に従い、おでこや鼻、頬、あごに点でおき、指で内側から外側へ伸ばします。
塗り足らないと感じたら、付け足すことで、塗りムラを防げます。

日焼け止めは基本的に毎日塗りましょう。紫外線は夏や晴れた日に多いイメージがありますが、UVAは1年中降り注いでいます。
また、汗をかいた場合、定期的に塗り直さなければなりません。将来にわたって健康な肌を保つには毎日の日焼け止めは欠かせないことを覚えておきましょう。

Close